女性が運転しやすいトラックのガイドラインを作成へ 国交省

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トラック(イメージ)
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国土交通省は、トラックドライバー不足対策として女性ドライバーの活用を促進する一環として女性ドライバーが運転しやすいトラックのガイドラインを作成する。

トラック運送事業は、産業活動や国民生活の基盤を支える重要な産業だが、一方でトラックドライバーの有効求人倍率は2.76倍と、2018年1月時点での全産業平均の1.8倍と比べて人手不足が深刻な状況にある。また、トラックドライバーは、女性の就業割合2.5%と低く、高齢層の割合が高く、若年層の割合が少ない状況にあり、平均年齢も上昇している。

将来の担い手の確保や現在勤務しているドライバーが引き続き、働きやすい環境を維持すること、国内の物流サービスの継続的な提供に資することとなるため、女性を始めとする多様な人材の確保のための環境整備が必要不可欠となっている。

このため、国土交通省は全日本トラック協会と共同で、女性などのトラックドライバーの視点に立った車両のあり方に対する議論を進め、最終的にはガイドライン(仮称)をとりまとめ、浸透を図ることで、女性が働きやすい労働環境を整備し、女性トラックドライバーの人材確保・育成を推進する。

ガイドラインの具体的な内容は「女性ドライバー等が運転しやすいトラックのあり方検討会」を設立して検討する。

《レスポンス編集部》

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