ヤマト運輸、長良川鉄道の客貨混載輸送を本格的に開始…列車の同乗は省略

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客貨混載輸送の実施区間
  • 客貨混載輸送の実施区間
  • 車内で固定される荷物保管ボックス
  • 概要
  • 関駅で行なわれた長良川鉄道の客貨混載輸送出発式(2月21日)。
ヤマト運輸は2月21日、同日から岐阜県の長良川鉄道越美南線で、宅急便荷物を輸送する客貨混載輸送の本格運用を開始したことを明らかにした。

この輸送は、セールスドライバーの負担や環境負荷の軽減を図るために行なわれるもので、昨年11月に関駅(岐阜県関市)と美並苅安(みなみかりやす)駅(岐阜県郡上市)との間で実証実験が行なわれた。

その結果、1日あたり約24kmの走行距離削減を実現。運転時間の削減や夜間業務の圧縮により、1日あたり約2時間の時間短縮効果やCO2排出抑制効果を確認できたこと、乗客がいる状態でも作業の安全を確認できたことから、今回の本格運用開始となった。

本格運用では、ヤマト運輸岐阜ベースから関駅まで荷物を輸送し、駅係員が列車に荷物を積載。13時16分に関駅を発車し、13時55分に美並苅安駅に到着後、セールスドライバーが荷物を受け取り、郡上市美並町内で集配を行なう。

なお、実証実験では、ヤマト運輸の社員が列車に同乗していたが、本格運用では省略されている。これは、国内の客貨混載輸送では初のケースとなる。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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