道路横断中の男児をひき逃げしたタクシー、事故を目撃の後続車が追跡

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親族と一緒に道路を横断していた男児がタクシーにはねられた事故。事故を目撃した後続車のドライバーは警察に通報するとともに、自ら約2kmに渡って追跡していた。

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21日午後11時35分ごろ、兵庫県神戸市長田区内の市道で、親族と一緒に徒歩で道路を横断していた男児がタクシーにはねられる事故が起きた。タクシーはそのまま逃走したが、警察は後に運転者の男を逮捕している。

兵庫県警・長田署によると、現場は神戸市長田区大橋町4丁目付近で片側2車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていないが、近くにはこれらの設置された交差点がある。4歳の男児は親族と一緒に徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきたタクシーにはねられた。

男児は軽傷を負ったが、タクシーはそのまま逃走。事故を目撃した後続車の運転者が約2kmに渡って追跡し、信号待ちで停止た際に抑止。通報を受けて駆けつけた警察が自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で運転していた兵庫区内に在住する69歳の男を22日未明に逮捕している。

現場は国道2号にも近い場所で昼夜を通して交通量が多い区間。警察の聴取に対して男は「気が動転して逃げてしまった」などと供述しているようだ。男児と一緒に横断していた親族は中央分離帯のフェンスを乗り越えていた可能性もあり、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場から逃走していることで「ひき逃げ」ということになり、逃げたタクシーの責任はもちろん重い。しかし、歩行者側も交差点外でのショートカット横断していた可能性があり、こちらについても状況を確認しているようだ。とはいえ、4歳の男児が自らの判断でショートカット横断していたわけでもなく、これは一緒にいた大人の責任となるであろう。
《石田真一》

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