JR四国で新型車両を使用する特急が拡大 2018年3月「春のダイヤ改正」

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今年デビューしたばかりの2600系気動車。今回の改正では4往復の『うずしお』が同車で運用されるようになる。なお、JR四国の一部特急では、改正を機に指定席が増結される列車がある。
  • 今年デビューしたばかりの2600系気動車。今回の改正では4往復の『うずしお』が同車で運用されるようになる。なお、JR四国の一部特急では、改正を機に指定席が増結される列車がある。
  • 瀬戸大橋線の快速『マリンライナー』。今回の改正で目立った動きはないが、高松駅において深夜帯に高徳線との接続が改善される。
JR四国は12月15日、ダイヤ改正を2018年3月17日に実施すると発表した。新鋭の8600系電車、2600系気動車が充当される特急が増える。

■朝一番の下り『うずしお』も2600系に

特急では、2014年6月に特急『いしづち』でデビューした、JR四国初の空気バネ式車体傾斜機構搭載の特急形電車8600系が増備され、同系を使用する『しおかぜ』『いしづち』各1往復が増発される。

また、高徳線の特急『うずしお』では、徳島に7時台に到着する早朝の下り列車を新設。徳島で折り返す列車を含めて、今年12月にデビューした空気バネ式車体傾斜機構付きの2600系特急形気動車が充当される。これにより2600系で運行される『うずしお』は4往復となる。なお、高松23時20分発の『うずしお33号』は利用が少ないことから廃止となる。

土讃線の特急『南風』では、宇多津駅に停車する列車が下りで1本増える。また、『南風』と接続する高松方面からの『南風リレー号』はすべて快速化され、列車によって異なっていた乗換え駅が丸亀駅と多度津駅に統一される(宇多津駅に停車する『南風』とは、同駅でも乗換え可)。

このほか、牟岐線の特急『むろと』では『むろと1・4号』の時刻を繰り上げ、牟岐駅における海部方面との乗換えを改善する。

なお、一部の特急では停車駅の見直しが行なわれ、『いしづち104・106号』は詫間駅と高瀬駅が、『宇和海5号』は伊予中山駅が通過となる。

■鳴門線で臨時普通列車を定期化

快速・普通列車では、予讃・予土・土讃・高徳線で、利用の少ない列車の削減、運行区間や時刻の変更などが行なわれる。

岡山~高松間の快速『マリンライナー』では、高松駅における特急『うずしお』との乗換え時分を、上り1本で2分から3分に拡大。高松駅で22時台に『マリンライナー』から接続するオレンジタウン行き普通列車が新設され、深夜帯における高徳線普通列車への乗継ぎが改善される。

また、鳴門駅最寄りの「鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム」のナイトゲーム時に運行されている、鳴門線の臨時列車2本を定期列車に格上げし、新たに鳴門を22時台に発車する徳島行きを新設する。

このほか、徳島線と土讃線では、阿波池田駅における徳島線から土讃線下りへの乗継ぎが16時台に改善。土讃線では早朝5時台に琴平始発の高松行きが増発され、多度津駅で特急『しおかぜ2号』、坂出駅で岡山行き快速『マリンライナー6号』と接続。早朝における今治方面から高松方面、琴平方面から岡山方面への到達時分が短縮される。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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