通勤通学時を「旅の時間」に…東京メトロがバーチャル旅行アプリを公開 チャット機能も

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通勤通学など、日常的な移動で旅を仮想的に楽しめるアプリ「tento.」。iOS対応のみで、Android OSでは使えない。
  • 通勤通学など、日常的な移動で旅を仮想的に楽しめるアプリ「tento.」。iOS対応のみで、Android OSでは使えない。
  • チェックイン以後の画面。丸数字5の画面で赤枠のボタンをタッチしてチェックインを行なうと、バーチャル旅行コース上を進んだ地点のGoogle ストリートビューを表示(丸数字6)。ここで左赤枠のボタンをタッチするとマイページ(丸数字7)へ移り、通過したチェックポイントや累積移動距離などを確認できる。 丸数字6の右赤枠ボタンをタッチすると、チャット機能へ移り、チェックイン後の2時間はチャットを楽しめる(丸数字8)。チャットで交わされた会話は30秒で消えるようになっている。

東京地下鉄(東京メトロ)は12月5日、バーチャル旅行アプリ「tento.」(テント)を公開した。

これは、「毎日の通勤・通学を楽しく~通勤時間を旅の時間に~」をコンセプトに制作されたアプリで、普段、通勤通学などで利用する区間の距離を記録し、その累積に応じてバーチャル旅行体験を楽しめる。

アプリには、「東京マラソンコース」「国内のある文学作品にまつわるコース」「海外のある大陸を横断するコース」という3つのコースが用意されており、各コースの有名スポットにはチェックポイントを設定。各コースを1度ずつクリアすると、隠しコースを選択することができる。ユーザー同士で使えるチャット機能も用意されている。

アップル社のApp Storeで無料配布されており、iPhone5以降に対応しているiOS10.0以上で動作する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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