逃げたら罪は重くなる---横断歩道を自転車で渡っていた高齢女性、ひき逃げされて重傷

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15日午後4時ごろ、愛知県名古屋市西区内の市道で、自転車で横断歩道を渡っていた高齢女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は重傷。クルマは逃走したが、警察は後に出頭した女を逮捕している。

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この事故の現場は見通しの良い直線区間。容疑車両は赤信号を看過して交差点へ進入、横断する自転車との衝突に至ったものとみられる。

考え事か、携帯電話の操作か。故意に信号無視したものではないだろうが、逃げてしまったことで罪は確実に重くなってしまった。

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愛知県警・西署によると、現場は名古屋市西区中小田井4丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。79歳の女性は青信号に従い、自転車に乗って横断歩道を渡っていたところ、赤信号を無視して交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は足を骨折するなどの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察が重傷ひき逃げ事件として捜査していたところ、事故から約3時間30分後に春日井市内に在住する38歳の女が警察へ出頭。警察はこの女を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

警察では前方不注視などが事故の主因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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