フランスの自動車大手、ルノーグループは10月24日、2017年1~9月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、過去最高の274万6000台。前年同期比は10.1%増と、2桁増を達成した。
市場別で見ると、欧州が引き続き堅調。2017年1~9月のルノーグループの欧州新車販売は、142万3000台。前年同期比は5.4%増だった。
欧州では、『セニック』や『コレオス』、『キャプチャー』などのSUVが、販売を牽引。またEVの『ゾエ』は、欧州ベストセラーEVの座を引き続き維持している。
欧州以外では、中国を含めたアジア太平洋地域が14万5000台。前年同期比は、40%増と大きく伸びた。アメリカは14.4%増の29万2000台。ユーラシアは13.8%増の50万8000台、アフリカおよびインドは11.4%増の37万8000台と伸びている。
ルノーグループの2016年の世界新車販売台数は過去最高の318万2625台。前年比は13.3%増と、4年連続で前年実績を上回っている。