フィアット・クライスラー、SUV好調で50%増益 第3四半期決算

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欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は10月24日、2017年第3四半期(7~9月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、第3四半期の売上高は、264億1400万ユーロ(約3兆5390億円)。前年同期の268億3600万ユーロに対して、1.6%減少している。

一方、第3四半期の純利益は、9億1000万ユーロ(約1220億円)。前年同期の6億0600万ユーロに対して、50%の大幅な増益となった。

大幅な増益を達成した要因は、各ブランドに投入した新型SUVの販売好調による部分が大きい。たとえば、アルファロメオ『ステルヴィオ』、マセラティ『レヴァンテ』など、利幅の大きいSUVの好調が、大幅な増益に貢献した。

FCAの2016年通期(1~12月)決算は、売上高が前年比0.4%増の1110億1800万ユーロ。2016年通期の調整後の純利益は25億1600万ユーロで、前年のおよそ1.5倍と大幅に伸びている。

《森脇稔》

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