西鉄『旅人』車両変更でデザイン一新…8000形から3000形へ 9月16日

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西鉄『旅人』のイメージ。9月16日に車両が8000形(左)から3000形(右)に変わる。
  • 西鉄『旅人』のイメージ。9月16日に車両が8000形(左)から3000形(右)に変わる。
  • 3000形『旅人』の側面イメージ。
  • 8000形『旅人』は9月16日限りで運行を終了する。

九州大手の西日本鉄道(西鉄)は8月25日、西鉄福岡(天神)~太宰府間で運行している観光列車『旅人-たびと-』の車両を変えると発表した。9月16日に現在の車両から新しい車両への「引継式」が行われる。

現在の『旅人』は8000形電車の6両編成1本(第8051編成)を使用。太宰府の観光名所をモチーフに車内外を装飾した。西鉄は8000形が「製造から29年経過したことから、3000形5両へ代替いたします」としている。3000形は2006年にデビューした。

3000形『旅人』の外装は、太宰府の名所・四季を絵巻風にデザイン。内装は8000形『旅人』で車両別に設定していた開運テーマを改め、「健康長寿」「安産」「厄除け」「家内安全」「学業成就」五つの願いを込め、和文様で装飾した。全ての車両に開運カードを設置するほか、3号車には祈願箱と乗車記念スタンプも設置する。

引継式は9月16日の10時25分から52分まで、西鉄福岡(天神)駅で開催。3000形『旅人』が3番ホーム、8000形『旅人』が2番ホームにそれぞれ入線し、テープカットが行われる予定だ。

《草町義和》

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