【ポーランドに引っ越しました】ワルシャワ…その歴史とクルマ事情

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ポーランド ワルシャワ
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訳あってポーランドに住むことになった筆者。まだあまりよく知られていないこの国を、日本人の目線から不定期でお伝えしようと思う。

ポーランドの首都、ワルシャワ。本題に入る前に、簡単にその位置関係と歴史を解説したい。

■戦後からの復興、そして経済発展

ポーランドは西のドイツ、東のベラルーシとウクライナ、南のチェコとスロバキアに囲まれており、その国土はドイツとほぼ同じという、日本ではあまり知られていないがかなり大きな領土を持った国だ。1939年、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が始まったのを知っている読者もいるかと思う。戦後はソ連の衛星国となり、共産国家といういわゆる東側へ。そして1989年には民主化され、これによりソ連崩壊へと向かっていくことになる。

以上のような経緯から、ポーランドは(戦前の長い歴史を除けば)まだ民主化を手にしてから30年も経っていない「若い」国であり、その経済発展は東欧諸国の中でも目を見張るものがある。今回はそんなポーランドの首都ワルシャワで、クルマを通して国を見ていきたい。

ワルシャワは第二次大戦中、ドイツ軍の空爆を受け壊滅的な打撃を受けた。しかしその後はポーランド人たちの手により復興を成し遂げ、現在ではポーランドで最も豊かな街としてその存在感を示している。現在ワルシャワの中心部には高層ビルが立ち並び、多くのクルマが行き交う都心部となっている。

経済発展が著しいといっても、まだ先進国には追いつけていないポーランド。東南アジアだと日本車が多いイメージがあるが、ポーランドではどうなのだろうか?

■古今東西のクルマが走る

興味深いのは、走っているクルマの種類だった。カラーは日本のように白や黒、シルバーが多いものの、メーカーは日本のトヨタ(レクサス)、ホンダ、日産、マツダ、スズキ、三菱、スバルとありとあらゆるクルマが走っており、土地柄多いだろうと思っていたドイツのフォルクスワーゲン、アウディ、BMW、メルセデスベンツに数では負けていない。フランスのプジョー、シトロエン、ルノーもよく目にするし、イタリアのフィアットやアルファロメオも街を歩いていれば必ず視界に入る。フォードも走っているし、日本では目にすることのできないセアト、シュコダ、オペルなどのメーカーのクルマも多く走っているのだ。

そして面白いのが、様々なメーカーというだけでなく、車種自体も実に様々なものが走っているということ。経済水準が先進国ほど高くないため、おそらく中古車が多く出回っているのだと思うが、街を歩いていると同じ車種が並んで走っているといった光景はまず見ない。最新車種も走ってはいるが、日本にいるとまずあり得ないような、様々なクルマが走り回る光景は実に不思議な感覚にさせてくれる。

駐車の文化も面白い。道路の幅が広いため、路肩駐車がいたるところで行われるのだが、停め方が標識で表示され、半分歩道に乗り上げて停めるように決められていたり、完全に歩道に乗り上げて停めるよう指示がある場所もある。駐車可能な場所には必ず駐車券を発券する機械が設置されている。

急激に経済発展を続けるポーランド。このワルシャワの光景も、あと数年で大きく変わってしまうかもしれない。
《関 航介》

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