第一興商は、NTTドコモが7月21日より提供開始した駐車場事業者向けソリューション「docomoスマートパーキングシステム」を導入、空きスペースの有効活用を提案するパーキングサービスを開始した。
docomoスマートパーキングシステムは、車の入出庫を感知するスマートパーキングセンサーと、通信モジュールを搭載したゲートウェイ、クラウド上の駐車場管理サーバで構成。センサーが入出庫を感知し、ゲートウェイを介してクラウドサーバーへセンサー情報を送信。サーバーは入出庫情報を管理し、ドライバーへリアルタイムで満空情報を提供する。
またドライバーは、駐車場利用時に使用する専用アプリ「スマートパーキングピージー」によって、目的地付近の駐車場の空き情報をスマートフォンから検索・予約可能。料金精算は、スマートフォンを通じてのオンライン決済となるため、現金を用意する手間が省け、スムーズに駐車場を利用できる。
第一興商では、2016年4月より「ザ・パーク」の名称でパーキング事業を開始。圧倒的なマーケットシェアを獲得してきたカラオケ事業に続く、事業の柱として成長させるべく注力してきた。今回、docomoスマートパーキングシステムを新たに導入。これまで運用が難しかった小規模な土地、変形地、会社やマンションなどの空きスペースに駐車場を手軽に開設できる新サービスとして提案することで、パーキング事業の拡大を図る。