全国の鉄軌道事業51社局や日本民営鉄道協会、空港運営会社などは7月18日、「エスカレーター『みんなで手すりにつかまろう』キャンペーン」を実施すると発表した。ポスターの掲出などを行い、手すりの利用を呼びかける。
各者によると、最近は駅などに設置されているエスカレーターで利用者がバランスを崩して転倒したり、駆け上がったり駆け下りたりした際に他の利用者と衝突して転倒させるなどのトラブルが発生している。また、エスカレーターで歩行用に片側をあける習慣は「片側をあけて乗ることのできないお客さまにとって危険な事故につながる」などとし、「みんなで手すりにつかまろう」などの呼びかけを行うことにした。
キャンペーン期間は7月21日から8月31日まで。ポスター掲出のほか、ディスプレイ広告の掲載、ポケットティッシュの配布などを行う予定だ。ポスターの制作は国土交通省と消費者庁からの後援を受けている。