関東大手の東京地下鉄(東京メトロ)は6月29日、2025年度までに全ての駅にホームドアを設置すると発表した。東西線の整備完了時期を確定し、千代田線では整備完了時期を前倒しする。
東京メトロは東京都心部を中心に地下鉄9路線を運営。このうち丸ノ内・有楽町・南北・副都心各線は既にホームドアの設置が完了している。銀座線は渋谷駅と新橋駅(渋谷方面ホーム)を除き、2018年度上期までに整備を完了させる予定で工事が進められている。渋谷駅と新橋駅(渋谷方面ホーム)は両駅の大規模工事終了後に整備される予定だ。
それ以外の路線は、従来の設置計画では千代田線(整備済みの北綾瀬・綾瀬両駅除く)が2020年度、日比谷線が2022年度、半蔵門線が2023年度に、それぞれ整備を完了する予定としていた。一方、東西線は全駅の整備完了時期が未定とされていた。
東京メトロは今回、東西線の整備完了時期を2025年度に決定。千代田線の整備完了時期は2019年度に変更し、従来の計画より1年前倒しした。これにより、2025年度末までには東京メトロの全ての駅にホームドアが整備される見通しとなった。

 
    

 
           
          
 
           
           
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