山陽電鉄が創立110周年ラッピングを発表…須磨浦ロープウェイや姫路城などをデザイン

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『山陽電車創立110周年記念号』のラッピングデザイン。正面には記念のヘッドマーク、側ドア横には記念ステッカーがそれぞれ取り付けられる。
  • 『山陽電車創立110周年記念号』のラッピングデザイン。正面には記念のヘッドマーク、側ドア横には記念ステッカーがそれぞれ取り付けられる。

山陽電気鉄道(山陽電鉄)は6月28日、ラッピング列車『山陽電車創立110周年記念号』のデザインを発表した。7月2日から運行する。

この列車は、山陽電鉄の会社創立110周年と、子会社である須磨浦ロープウェイが、9月18日に開業60周年を迎えることを記念して運行される。

6両編成の両先頭車に、須磨浦ロープウェイのゴンドラ「やまひこ」「うみひこ」のイメージを、中間車に姫路城や好古園(こうこえん)、明石海峡大橋など、沿線の観光名所をラッピング。中間車のラッピングには、須磨浦山上(すまうらさんじょう)遊園から望む大阪湾や明石海峡のパノラマ展望も描かれる。

また、車内では創立100周年を迎えた、2007年からの10年間の歴史を振り返るポスターが展示される。

運行は山陽姫路~阪神電気鉄道梅田間で12月末まで行なわれる予定で、初日の7月2日は、山陽姫路駅で11時05分から出発式を開催。出発式後のラッピング列車は11時23分に発車する。

あわせて、山陽電鉄の主要駅では、7月2日午後に110周年記念の粗品が配布される。

山陽電鉄では、このラッピング列車運行に先がけて、5月22日から6000系電車2編成と5000系電車5編成に、110周年記念ロゴのヘッドマークを掲出している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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