出光興産は6月28日、2017年7月から9月の原油処理計画を3製油所合計で前年同期比11%増の730万キロリットルとすると発表した。
内訳は国内向けが同12%増の650万キロリットル、輸出向けが同7%増の80万キロリットル。国内向け処理は、普及等の要因から、前年を下回る水準で見込んでいる。ただし前年同期間に北海道製油所で定期修理、また愛知製油所で停電による全装置停止が発生した反動により、前年を上回る処理水準となる。輸出向け処理は、良好な海外市況のメリットを生かすため、最大限実施していく。
なお3月公表時は4-6月の原油処理計画を前年同期比9%減の578万キロリットルとしていたが、定期修理の工程改善等により、同7%減の591万キロリットルとなる見込みとした。