トヨタ自動車は6月23日、今夏米国市場で発売する新型『カムリ』に、最新の車載コネクティビティを採用すると発表した。
新型カムリには、次世代ディスプレイを採用。これは、3種類の相互リンク型ディスプレイで、10インチカラーヘッドアップディスプレイ(HUD)に情報を表示する。また、インストルメントクラスター内には、7インチのマルチインフォメーションディスプレイ、8インチのオーディオ/ナビゲーション/空調)コントロールパネルを装備している。
新型カムリのコネクテッド技術の核になるのが、「Enturn 3.0」と呼ばれるマルチメディアシステム。新型カムリの全グレードが、Enturn 3.0を標準装備。ナビゲーションおよび「Entune3.0 App Suite Connect」のサービスを提供する。
また、4気筒エンジンおよびハイブリッドモデルには、「Connected Navigation Scout GPS Link with Moving Maps」を標準装備。ナビゲーションシステムは、マップの精度を向上。無線地図更新により、地図を常に最新状態にできる。
さらに、Entune 3.0は、遠隔始動およびドアロック解除機能、車両状態通知、ゲストドライバーモニター、および車両ファインダを提供する利用可能なリモートコネクトを含むいくつかの新技術を導入。「Available Service Connect」は燃料レベル、メンテナンスアラートなど最新の車両情報を提供。 Entune3.0は車載Wi-Fi接続も可能にしており、4G LTEを使用して最大5台のモバイルデバイスを接続できる。

 
    




 
           
           
           
           
          
 
           
           
           
           
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