【VW ゴルフ 試乗】たとえクルマ好きの面々が反発しようとも…岩貞るみこ

試乗記 輸入車
VW ゴルフ TSIハイライン 改良新型
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先進安全技術とデジタル対応。クルマの出来そのものに加え、このふたつは、クルマを選ぶ基準には欠かせないポイントになってきた。

その昔、MTがATの波に飲み込まれていったように、「安全技術なんて運転がつまらなくなる。人間の能力が落ちるだけだ」とクルマ好きの面々が反発しようとも、クルマは着々と人を守るべく安全への道を進んでいるわけだ。

速度計などのメータがグラフィック表示になり、画面で作られた速度計の針が動いていく。また、カーナビ画面はジェスチャー表示を採用し、手をふると画面が切り替わるなど。使いやすいか慣れるのかは、ドライバーの対応力によって左右する。アナログ派な私などは、使いこなすまでの敷居の高さに息がつまりそうだが、でも、面白いことに、こうしたデジタル系が進化するだけで、急に『ゴルフ』が上級になった気になるから不思議だ。

外観も、ヘッドライトとリアランプあたりに手を加えられ、いわゆる「お化粧」を変えている。中身はこれまでと一切、変更がないというけれど、目元がシャープになっただけで、走りまできりっとした気分になるから、人間の(私の?)洗脳されっぷりは単純である。

ゴルフの魅力は、おそろしくいいボディ剛性と、いち早く小排気量化に取り組み完成度の高いパワートレインである。高速ではしなやかに安定し、低速で走らせてもこもり音もなく燃費よく走る。

これまでは、走りはいいのに洒落っ気がないのがつまらなくも感じたものだが、新型は安全性を高めつつ、いま流行のデジタル系もソツなく対応している。急に色気を増してきたゴルフである。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家
イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に取材するほか、最近は ノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。レスポンスでは、アラフィー女性ユーザー視点でのインプレを執筆。
《岩貞るみこ》

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