路上に倒れこんでいた高齢男性、左折車にはねられて死亡---なぜ倒れていたか

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16日午前2時ごろ、埼玉県川口市内の市道で、路上に倒れこんでいたとみられる高齢男性が交差点を左折進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者を逮捕している。

埼玉県警・武南署によると、現場は川口市里付近で車線区別のない幅員約4mの直線区間。交差点に横断歩道や信号機は設置されていない。乗用車は交差点を左折進行していたところ、曲がった先の路上に倒れこんでいた84歳の男性に衝突した。

男性はクルマの下敷きとなって全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約3時間後に死亡した。クルマを運転していた同市内に在住する59歳の女にゲカはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は夜間の見通しが悪い区間。聴取に対して女は「何かに乗り上げた感触で気づいた」などと供述しているようだ。警察では男性が倒れていた理由を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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