横断中に軽乗用車が衝突、3人乗り自転車の母子が重軽傷

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9日午後6時30分ごろ、愛知県名古屋市千種区内の県道で、横断歩道を渡っていた自転車に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で自転車の親子3人が重軽傷。警察はクルマを運転していた43歳の女を逮捕している。

愛知県警・千種署によると、現場は名古屋市千種区東山通2丁目付近で片側3車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。37歳の女性は子供2人を乗せて自転車で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

3人は近くの病院へ収容されたが、37歳の女性と生後10か月の男児が頭部強打などで意識不明の重体。7歳の女児が打撲などの軽傷を負った。クルマをょ運転していた名東区内に在住する43歳の女にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

現場は昼夜を通して交通量の多い区間。自転車は前後に子供用のシートを装着しており、子供2人は同乗していたものとみられる。警察では事故当時の信号表示状況を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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