東京地下鉄(東京メトロ)は5月10日、半蔵門線の全ての駅にホームドアを設置すると発表した。一部の駅は整備を前倒しし、2023年度までに全ての駅に整備する。
東京メトロは2016年11月、ホームドア設置計画の工程を変更すると発表。半蔵門線については、ベビーカー引きずり事故(同年4月)が発生した九段下駅を最優先の整備駅と位置付け、2017年度下期にホームドア整備を完了させるとしていた。このほか、2018年度に青山一丁目・表参道・渋谷各駅、2019年度に永田町・半蔵門・押上各駅でホームドアの設置を完了させるとしていたが、これ以外の駅は設置計画が明らかにされていなかった。
今回の発表によると、九段下駅(2017年度下期)と青山一丁目・表参道・渋谷各駅(2018年度)、押上駅(2019年度)の整備完了時期は2016年11月の発表と同じ。一方、永田町・半蔵門各駅は前倒しし、2018年度にホームドアの整備を完了させる。
このほか、大手町・三越前・錦糸町各駅のホームドア整備を2020年度に完了。残る神保町・水天宮前・清澄白河・住吉各駅は2023年度までに整備を完了させる予定だ。