フランスの自動車大手、ルノーグループは4月27日、2017年第1四半期(1~3月)の決算を公表した。
同社の発表によると、グループ全体の売上高は131億2900万ユーロ(約1兆5900億円)。前年同期の104億8900万ユーロに対して、25.2%増と2桁の伸びを達成する。
このうち、本業の自動車事業の第1四半期の売上高は、ロシアのアフトワズを除いて、119億3900万ユーロ(約1兆4460億円)。前年同期に対して、20.1%増と伸びた。
また、金融事業の第1四半期の売上高は、6億2100万ユーロ(約752億円)。前年同期比は13.5%増だった。
ルノーグループは、「2017年、世界市場は前年比1.5~2.5%の伸びが見込まれる。欧州市場については、フランスと同じく、2%程度伸びるだろう」と述べている。