ホンダは4月28日、2017年3月期(2016年4月~2017年3月)の連結決算を発表した。
それによると、売上高13兆9992億円(前年同期比-6.5%)、営業利益は8407億円(+67.0%)、税引前利益は1兆0069億円(+58.5%)、四半期利益は6165億円(+79.0%)だった。
売上高は、為替換算による売上収益の減少影響などにより、4期ぶりの減収。営業利益は、新型車投入効果などによる販売台数の増加、販売費および一般管理費の減少、コストダウン効果、年金会計処理影響などにより、前期比67%増。3期ぶりの増益となった。
2017年3月期のグループ販売台数は四輪が502万8000台(+28.5%)。二輪は1766万1000台(+60.6%)の大幅増となった。
今期の連結業績見通しは、売上高14兆2000億円(+1.4%)、営業利益7050億円(-16.1%)、税引前利益8750億円(-13.1%)、純利益は5300億円(-14.0%)とした。またグループ販売台数の見通しは四輪が508万台(+1.0%)、二輪が1877万台(+6.3%)とした。