三菱自動車、国内販売8万台割れで3年連続マイナス 2016年度

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三菱eKスペースとeKワゴン
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三菱自動車は4月27日、2017年3月および2016年度(2016年4月~2017年3月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。

●国内生産、12か月連続のマイナス

3月の総生産台数は前年同月比1.9%減の12万1355台、3か月連続で前年同月実績を下回った。海外生産は同12.3%増の5万8357台で5か月連続プラスだったが、国内生産は同12.2%減の6万2998台で12か月連続のマイナスと低迷した。

国内販売は同5.8%減の1万5184台で4か月連続のマイナス。軽自動車は『eKスペース』などが伸び悩み、同6.8%減の9050台、登録車も『デリカD:2』や『アウトランダーPHEV』などがやや低迷し、同4.4%減の6134台だった。シェア(含む軽自動車)は同0.3ポイントダウンの2.5%だった。

輸出は同14.9%減の3万6986台で、12か月連続のマイナスとなった。

●総生産台数、2年連続のマイナス

2016年度の総生産台数は前年比10.6%減の107万9346台で、2年連続のマイナスとなった。国内生産は同18.6%減の53万1471台と4年ぶりのマイナス。海外生産も同1.3%減の54万7875台と4年連続で前年実績を下回った。

国内販売は同21.7%減の7万9775台で3年連続のマイナスとなった。登録車では主力の『デリカD:5』が伸び悩なだことなどから同26.3%減の3万1817台、軽自動車も『eK』シリーズの落ち込みなどで同18.4%減の4万7958台だった。シェアは1.8%で、前年度から0.5ポイントのマイナスとなった。

輸出は同12.2%減の37万9641台で4年ぶりのマイナス。欧州向けが不振だった。

《纐纈敏也@DAYS》

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