ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は4月24日、BMW『i3』の燃料蒸発ガス排出抑止装置(パージエアホース)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2013年11月19日~2016年12月16日に製造された1458台。モータ駆動用電力を発電するレンジエクステンダーにて、蒸発ガスを燃料蒸発ガス発散抑止装置(キャニスター)から原動機に送るパージエアホースの配索が不適切なため、当該ホースが電源ケーブルと干渉することがある。そのため、走行時の振動等によりホースが損傷して損傷箇所から蒸発ガスが漏れ、漏れた蒸発ガスが触媒等の高温部位にかかると、最悪の場合、火災に至るおそれがある。改善措置として、全車両、パージエアホースを点検し、損傷がない場合は、干渉防止用プロテクターおよびケーブルストラップが装着されているか確認し、装着されてない場合は追加する。なお、パージエアホースが損傷している場合は、新品に交換する。不具合および事故は起きていない。ドイツ本国からの情報により発見した。
BMWの新世代EV「ノイエクラッセ」、第2弾のスポーツセダンの車名は『i3』に…IAAモビリティ2025 2025年9月21日 BMWはIAAモビリティ2025において、『iX3』に続く新世代EV「ノイ…