三菱米国販売6.2%増…アウトランダー が倍増 3月

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三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは4月3日、3月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万1766台。前年同月比は6.2%増と、3か月連続で実績を上回った。

1万1766の内訳は、乗用車が前年同月比19.7%減の4855台と、3か月ぶりに減少。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比37.4%増の6911台と、2か月連続で前年実績を上回る。

SUVでは、主力車種の『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が減少傾向。3月は2676台を販売。前年同月比は6.9%減と、8か月連続で前年実績を下回った。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきたが、三菱は米国現地生産から、すでに撤退した。

一方、『アウトランダー』は3月、改良新型モデルが4235台を販売。前年同月のおよそ2倍と、6か月連続の前年超え。コンパクトカーの『ミラージュ』は3324台。前年同月比は19.2%減と、8か月ぶりに減少した。

2016年の三菱自動車の米国新車販売台数は、9万6267台と、2008年以降では過去最高を記録。前年比は1%増だった。2017年第1四半期(1~3月)は、前年同期比15.6%増の2万9147台を販売している。

《森脇稔》

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