【アウディ A5シリーズ 新型】FFモデル新設定…斎藤社長「過半数超えると想定」

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アウディ A5シリーズ 新型 発表会
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  • アウディジャパン 斎藤徹 社長
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アウディジャパンは4月4日、全面改良した『A5シリーズ』の受注を開始した。今回の改良を機に前輪駆動(FF)モデルが新たに設定されたが、アウディジャパンの斎藤徹社長はFFの販売比率は過半数を超えるとの見通しを示した。

アウディジャパンが同日から受注を開始したのはクーペ、4ドア仕様のスポーツバックおよびカブリオレの3車型と、各車型のパフォーマンスモデルとなる「S5」。新型では日本でA5シリーズの8割を占めるスポーツバックに、前輪駆動モデルが新たに加わった。

斎藤社長は同日都内で開いた発表会で「日本市場では8モデルが販売される。先代はクアトロのみの設定だったが、もっと多くの幅広いお客様に選んで頂くために、『力強く、躍動的な格好良いデザインは魅力的だが、クアトロまでは必ずしもマストではない』とお考えになるお客様のニーズに応えるために、今回FFモデルの設定をした。エントリープライスも先代の615万円から69万円下げることができた」と述べた。

スポーツバックのFFモデルの価格は546万~603万円。なおスポーツバックおよびクーペのクワトロモデルは686万円、カブリオレは757万円。またS5は913万~998万円となっている。FFモデルとA5およびS5カブリオレの発売は7月下旬、それ以外は4月下旬。

斎藤社長はFFモデルについて「2リットルの排気量を確保しながら吸気バブルを早めに閉じるミラーサイクルを採用し熱効率を高めている。圧縮比は11.7とすることにより最高出力190馬力、最大トルク320Nmという高性能を維持しながら、ヨーロッパ参考値で17.5km/リットルという優れた燃費を実現する」と紹介した。

一方、クワトロモデルも走行性能および燃費ともに向上している。「クワトロモデルに搭載される2リットルのTFSIは、252馬力の高出力と370Nmの最大トルクを発揮する。先代の同排気量エンジンと比べると最高出力で41馬力、トルクで20Nm向上しており、本格スポーツモデルに近い運動性能を実現している。出力を大幅に向上させる一方で軽量化、フリクションの低減、ソフトウエアの最適化を通じて燃費効率も16.5km/リットルと21%も燃費を改善した」と斎藤社長は解説する。

またパフォーマンスモデルのS5は新開発のターボチャージャー付き3リットルV6エンジンを搭載し、「従来型より21馬力増加した最高出力354馬力、500Nmを発生する。幅広い領域でフラットに最大トルクを発揮する。S5クーペは0→100kmを4.7秒で加速する一方で、12.7km/リットルという優れた燃費も実現している」とした。

斎藤社長は新型A5の販売について「クーペ、スポーツバック、カブリオレ全部含めて2017年は約1600台を計画している」と明かした上で、「クワトロに対する人気は根強いものがあるが、結構FFでも良いとお考えになる方もいらっしゃると思うので、一応半分プラスアルファ、5~6割くらいがFFになる」との見方を示した。
《小松哲也》

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