トヨタ紡織は3月21日、匠の技で先進的なデザインと機能性を両立したシートや内装品が、レクサスの新型ラグジュアリークーペ『LC』に採用されたと発表した。
トヨタ紡織の表皮一体発泡工法によるシートは、優れたフィット感と高いホールド性を実現。2013年5月発売の『IS F SPORT』を皮切りに、レクサスラインアップに多く採用され、新型LCのスポーツシートにも搭載された。また本革シートはシートバックの主要部分がショルダー部分まで一体となり、背中付近で包み込まれるようなレイヤー構造を活用し、次世代のレクサスを象徴するクーペにふさわしい先進的なデザインを実現。乗り心地を徹底的に追求するとともに、フォルムやステッチラインにもこだわり、流れるような美しさを持つシートに仕上がっている。
ドアトリムは、従来にない立体的なデザインのドレープ形状を採用し、さらにドレープの上部にライン状のイルミネーションを設置。イルミネーションによってつくり出された影がドレープ形状をより立体的に映し、美しさを際立たせている。
そのほか同社製品は、内外装部品として天井、カーペット、スカッフプレート、ピラートリム、サイレンサー、サンバイザー、パッケージトレイ、ラゲージ、サイドトリム、ベルトウェビングなどが、ユニット部品ではエアクリーナー、キャビンエアフィルター、オイルフィルターなどが採用された。