ドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェは3月7日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2017において、『パナメーラ・スポーツツーリスモ』のプラグインハイブリッド車(PHV)を初公開した。
パナメーラ・スポーツ ツーリスモは、新型『パナメーラ』に追加されたシューティングブレークモデル。そのPHVパワートレイン搭載車が、「パナメーラ4 Eハイブリッド・スポーツツーリスモ」となる。
パナメーラ4 Eハイブリッド・スポーツツーリスモのエンジンは、2.9リットルV型6気筒ガソリンツインターボ。最大出力は330hp、最大トルクは45.9kgm。モーターは、最大出力136hp、最大トルク40.8kgm。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、462hpのパワーと71.4kgmのトルクを引き出す。
パナメーラ4 Eハイブリッド・スポーツツーリスモは、常に電気の力のみで走るEパワーモードで発進。ゼロエミッション車として走行する際には、最高速140km/hの性能を持つ。
二次電池は、蓄電容量14.1kWhのリチウムイオンバッテリー。パナメーラ4 Eハイブリッド・スポーツツーリスモは、Eパワーモードで最大50kmのゼロエミッション走行が可能。この効果もあって、欧州複合モード燃費40km/リットル、CO2排出量56g/kmという環境性能を実現している。