ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、『S1000R』など、6車種の新型モデルの販売を3月21日より順次開始すると発表した。6車種は欧州新排ガス規制ユーロ4に適合させ、仕様変更が施された。
『K1600GT』は、よりダイナミックなサイドトリムパネルとラジエーターカウルを採用し、コックピットのメーターには新たに「GT」のロゴを配置。また、リバーススイッチやシフトアシストProを標準装備した。価格は300万円で3月21日発売。
『F800R/F800GT』は、ライドバイワイヤーを採用し、2つのライディングモードと共にライディングシーンに合わせた快適な操作性を実現。リアサイレンサーキャップの変更など、デザインの細部にこだわったリファインを行った。価格はF800Rが109万9000円、F800GTが141万5000円で、いずれも3月27日発売。
『S1000R』は最高出力を5psアップの165psに向上。またHPチタンサイレンサーやシフトアシストPro、ABS Proを搭載し、走りを追求。加えて、4つのライディングモード、DTC、ピットレーンリミッター、ローンチコントロールなどS1000RR直系のパフォーマンスとネイキッドスタイルの装備をパッケージングした。『S1000XR』も同様に最高出力が165psとなった。価格はS1000Rが175万円で3月27日発売、S1000XRは211万円で4月14日発売。
『R1200GS』は新デザインのアッパー、フロントホイールカバーを採用。スモールスリップストリームディフレクターや、新設計のエアーインテークシュノーケルおよびタンクサイドトリムなど細部にわたってアップデートされた。また、新たに「エクスクルーシブスタイル」と「ラリースタイル」を設定。エクスクルーシブスタイルでは、各部のカラーパターンを専用のものに、またタンク部には大型の「GS」ロゴをあしらった。ラリースタイルは、20mm延長された前後サスペンションにクロススポークホイール、コルドバブルーのメインフレームなど、コンペティティブなイメージを訴求した。価格は234万7000円で4月14日発売。