住友ゴム、新材料開発技術で欧州タイヤ テクノロジー オブ ザ イヤーを受賞

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タイヤ テクノロジー オブ ザ イヤー
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  • 最先端大型研究施設の連携活用イメージ

住友ゴム工業は、2月14日から16日にドイツで開催された「タイヤ テクノロジー エキスポ 2017」にて、新材料開発技術「アドバンスド 4D ナノデザイン」が「タイヤ テクノロジー オブ ザ イヤー」を受賞したと発表した。

タイヤ テクノロジー エキスポは、2001年より毎年欧州で開催されているタイヤ製造等に関する技術発表・展示会。タイヤメーカーをはじめ素材メーカー、公的研究機関などがその研究成果を発表し、5つの分野で優秀な技術を表彰する。

アドバンスド 4D ナノデザインは、低燃費・グリップ・耐摩耗性能という、相反性能であるタイヤの三大性能を高い次元で両立するための新材料開発技術。大型放射光施設「SPring-8」、大強度陽子加速器施設「J-PARC」、スーパーコンピュータ「京」という世界最高レベルの最先端大型研究施設の連携活用により、ナノからミクロンレベルまでゴムの内部構造を連続的かつ鮮明に解析し、シミュレーションすることを可能としている。

今回は、同社の新材料開発における先進的な取り組みと、高い技術力が評価され、タイヤ テクノロジー オブ ザ イヤーを受賞した。

《纐纈敏也@DAYS》

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