東京羽田空港の施設管理などを運営する日本空港ビルデングが発表した、同社の2016年4~12月期(第3四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比14.3%減の101億8000万円と減益となった。
売上高は同0.1%減の1515億5200万円とほぼ横ばいだった。施設管理運営業は国内線旅客増加による施設使用料が増えた効果などで増収となったものの、物品事業が中国人などの「爆買い」需要の反動減などから減収となった。
収益では修繕費の増加や空港型市中免税店の営業費用増加などの影響で、営業利益は同26.7%減の72億5500万円と大幅減益となった。四半期利益は同18.0%減の67億7000万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。