ビー・エム・ダブリュー(BMW)は2月6日、『2シリーズ』や『4シリーズ』、『5シリーズ』、MINIに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
今回のリコールは、エアバッグインフレータの不具合が原因。エアバッグのインフレータの製造管理が不適切なため、点火剤が設計通り調合されていないものがある。
そのため、衝突時にエアバックが展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。
リコールの対象になるのは、『2シリーズ』の「アクティブ/グランツアラー」、4シリーズ、5シリーズ、MINIなど27型式30車種。2016年8月10日から10月20日までに生産され、日本に輸入された747台が該当する。
ビー・エム・ダブリューは、「運転席または助手席用もしくは両方のニーエアバッグユニットを良品と交換するなどのリコール作業を行う」と説明している。