西日本鉄道(西鉄)は1月24日、同社が運営する鉄道路線の全72駅に、駅番号制(駅ナンバリング)を導入すると発表した。2月1日から順次、駅や車両の案内表示に加える。
発表によると、駅番号はアルファベット1文字または2文字と、アラビア数字2桁の組み合わせ。アルファベットは路線記号を表す。各線の路線記号と数字は、天神大牟田線が「T01~T50」、太宰府線が「D01・D02」、甘木線が「A01~A11」、貝塚線が「NK01~NK10」になる。天神大牟田線の薬院駅(福岡市中央区)は「T02」となる。
国内の大手私鉄16社では駅ナンバリングの導入が順次進み、未導入の会社は西鉄だけになっていた。西鉄子会社の筑豊電気鉄道は2013年に駅ナンバリングを導入している。