しぶんぎ座流星群が1月3日にピーク…月明かりなく、1時間に最大35個も

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1月4日3時の放射点の位置(東京)
  • 1月4日3時の放射点の位置(東京)
  • 1月3日の天気予報
  • 1月3日午後11時の空をStellaNavigatorでシミュレーション(c) アストロアーツ

 しぶんぎ座流星群が2017年1月3日午後11時ごろにピークを迎える。ウェザーニューズによると、3日夜は太平洋側で晴れるところが多いと予想される。月明りがなく、1時間あたりの流星数は最大35個と、好条件で観察できそうだ。

 しぶんぎ座流星群は8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群の1つ。アストロアーツによると、しぶんぎ座という星座は今は存在しないが、かつてこのあたりに「へきめんしぶんぎ(壁面四分儀)座」という星座が設定されていたことからこの名前がつけられた。流星は、うしかい座とりゅう座の境界付近にある放射点から流れる。北東方向を中心に、空を広く見渡すのがよいという。

 ウェザーニューズの天気予報によると、3日夜は太平洋側で晴れ、北日本の日本海側~北陸で雪が降る予想。ただし、太平洋側でも寒気による雲が流れ込んだり、湿った空気が流れ込んだりして、雲が多くなる可能性がある。関東南部や東海西部、近畿、九州などでは雲の隙間から観測のチャンスを狙うことになりそう。

 24時間生放送の天気番組「SOLiVE24」では1月3日夜、しぶんぎ座流星群のようすを全国7か所から生中継する。第1部は午後9時よりスマホ視聴者向けのタテ型動画による番組、第2部は午後10時より流星特別番組を配信する。番組は、ウェザーニュースのWebサイトのほか、ニコニコ生放送やYouTube Live、LINE LIVE、Periscope、FRESH!、Facebookライブ動画など各種動画サイトにて視聴できる。

しぶんぎ座流星群が1/3ピーク、月明かりなく好条件で1時間に最大35個

《工藤めぐみ》

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