レクサス NX のリコール、中国に拡大…ブレーキに不具合

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トヨタ自動車が12月16日、国土交通省に届け出たレクサス『NX』のリコール(回収・無償修理)。このリコールが、中国市場にも拡大した。

今回のリコールは、ブレーキ制御コンピュータの不具合が原因。ブレーキ制御コンピュータの制御ソフトが不適切なため、ブレーキホールド状態から駐車ブレーキ作動状態に切替えできない可能性がある。その結果、ブレーキホールドで停車中、シートベルトを外すなどの操作をした場合、ドライバーの意図に反して、車両が動き出すおそれがあるというもの。

トヨタ自動車の中国法人は12月中旬、日本国内と同様の不具合によるリコールを、中国でも行うと発表。中国では、日本同様にレクサス『NX200t』、『NX300h』の2車種に加えて、自然吸気エンジンを積む『NX200』も対象に含まれる。

生産期間は、2014年5月23日から2016年12月7日まで。中国で販売された6万6830台が、リコールに該当する。

同社はこのリコールを、中国の国家品質監督検験検疫総局に届け出。販売店において、制御ソフトを更新するリコール作業を行う。

《森脇稔》

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