トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は12月8日、米国IIHS(道路安全保険協会)の最新の安全性評価において、トヨタブランドの5車種が最高評価の「2017トップセーフティピック+」を獲得した、と発表した。
5車種は、小型乗用車部門の新型『プリウス』と『カローラ』、ミッドサイズ乗用車部門の『カムリ』と『プリウスα』、小型SUV部門の『RAV4』。いずれも、自動ブレーキなどの衝突回避システム装着車となる。
IIHSの「トップセーフティピック」を受賞するには、前面衝突、側面衝突、追突想定、スモールオーバーラップ衝突、横転の各耐衝撃性能試験の全てで、最高の「Good」評価となるのが条件。また、自動ブレーキなどの前面衝突予防評価で、「ベーシック」を獲得することも求められる。
さらに上のトップセーフティピック+を受賞するには、トップセーフティピックの耐衝撃性能試験での最高評価とともに、前面衝突予防評価において、3段階評価で2番目の「アドバンスド」、最高の「スーペリア」のいずれかの獲得が必要となる。また2016年からは、ヘッドライト性能評価が導入され、「Good」、「Acceptable」のいずれかの獲得も必要。
今回のIIHSからの最高評価を受けて、米国トヨタ販売の北米品質担当、Dino Triantafyllos氏は、「トヨタは顧客の安全性と安心を、引き続き重視していく」とコメントしている。