トヨタ自動車は12月14日、新型コンパクトクロスオーバー『C-HR』を発売した。価格は251万6400~290万5200円で、月6000台の販売を計画している。C-HRの開発担当主査を務めるミッドサイズビークルカンパニーの古場博之MS製品企画ZE主査によると「事前受注は2万9000台で、現時点での納期は3月初旬から中旬になる」という。月販計画の4.8倍の受注をすでに抱えている格好だが、「いままでのクルマに比べると新しいお客さんが結構来て頂いている」と古場主査は明かす。またC-HRの日本市場向けパワートレインは1.8リットルのハイブリッドと1.2リットルターボエンジンの2種類の設定で、このうち1.8リットルハイブリッドはプリウスのユニットを流用し、1.2リットルターボは『オーリス』に搭載しているエンジンをレギュラー仕様にして4輪駆動と組み合わせている。事前受注のパワートレイン比率は「ハイブリッドが8割弱くらい」という。「もともと7割ちょっと切るくらいを想定していたが、それよりも高い。ターボとの価格差は13万円弱だが、税制の恩恵を考えると2万~3万円の差になる。それに燃費がターボの15.4km/リットルに対し、ハイブリッドは30.2 km/リットルとほぼ半分なので、そうなるのも当然かもしれない」と古場主査は分析する。
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