フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは12月7日、11月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、12万4113台。前年同月比は17%増と、6か月連続で前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
乗用車部門の長安フォードの11月実績は、9万6191台。前年同月比は14%増と、6か月連続のプラスとなった。『マスタング』が48%増と大幅な伸び。小型セダンでは、『フォーカス』が28%増、『エスコート』が50%増。SUVでは『エッジ』が21%増、『エクスプローラー』が73%増と好調。
また、商用車部門の江鈴汽車の11月実績は、2万6285台。前年同月比は29%増と、6か月連続で増加した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力となる。
フォードモーターの2015年の中国新車販売台数は、新記録となる111万5124台。前年実績に対して、3%増だった。2016年1‐11月は、前年同期比10.7%増の109万0294台を売り上げている。