米国のトランプ次期大統領が12月6日、新型の大統領専用機「エアフォースワン」の発注を取り消す意向と、公式Twitterで発言した。これに対して、製造元のボーイング社が声明を発表している。
トランプ氏のTwitterでの発言は、ボーイング社が現在製造中の新型エアフォースワンの価格が、40億ドル(約4560億円)以上と高額すぎることを批判したもの。
新型エアフォースワンはオバマ大統領が、老朽化を理由にボーイング社に2機、発注したものだった。
ボーイングは12月6日、声明を発表。「現時点での契約は、初期の開発費の1億7000万ドル(約195億円)のみ」と、トランプ氏の40億ドル発言に反論。
さらにボーイング社は、「最高の大統領専用機を、米国の納税者に最も価値ある価格で納入することが、楽しみ」とコメントしている。