ボーイング、トランプ次期大統領の発言に反論…「専用機の納入楽しみ」

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現行エアフォースワンは747-200がベース 《撮影 石田真一》
  • 現行エアフォースワンは747-200がベース 《撮影 石田真一》
  • 製造中の新型エアフォースワンは747-8がベース。 (c) Boeing
  • 米大統領選、トランプ氏が勝利。 (c) Getty Images

米国のトランプ次期大統領が12月6日、新型の大統領専用機「エアフォースワン」の発注を取り消す意向と、公式Twitterで発言した。これに対して、製造元のボーイング社が声明を発表している。

トランプ氏のTwitterでの発言は、ボーイング社が現在製造中の新型エアフォースワンの価格が、40億ドル(約4560億円)以上と高額すぎることを批判したもの。

新型エアフォースワンはオバマ大統領が、老朽化を理由にボーイング社に2機、発注したものだった。

ボーイングは12月6日、声明を発表。「現時点での契約は、初期の開発費の1億7000万ドル(約195億円)のみ」と、トランプ氏の40億ドル発言に反論。

さらにボーイング社は、「最高の大統領専用機を、米国の納税者に最も価値ある価格で納入することが、楽しみ」とコメントしている。

《森脇稔》

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