世界ラリー選手権(WRC)の最終戦「ラリー オーストラリア」が、11月17~20日に豪州東海岸で開催され、WRC撤退を決定しているフォルクスワーゲンが1-2フィニッシュ、有終の美を飾った。
「ポロR WRC」で参戦するフォルクスワーゲンは、第11戦「ラリー・スペイン(10月13~16日)」でセバスチャン・オジェがドライバーズタイトルを、第12戦「ラリーGB(10月27~30日)」をすでに獲得している。
この最終戦は、2013年からWRCに参戦を開始し、4年間にわたりタイトルを独占してきたフォルクスワーゲンにとって最後の戦い。アンドレアス・ミケルセンが4年連続チャンピオンのオジェと真っ向から勝負し、勝利を収めた。オジェは貫禄の2位。フォルクスワーゲンは1-2フィニッシュで最終戦を終えた。
フォルクスワーゲン モータースポーツ ディレクターのスヴェン・スミーツ氏は「チームが一致団結し、最後の瞬間までプロ意識を貫き、1-2フィニッシュで有終の美を飾ることができた。ラリーチーム・スタッフはもちろん、開発チーム、後方支援部隊、パートナーに感謝したい」とコメントした。