スターフライヤーが発表した2016年4~9月期の連結決算は、経常利益が前年同期比52.4%増の18億9800万円と大幅増益となった。
売上高は同2.3%減の168億400万円と小幅減収となった。航空機の定期重整備の日数が集中し、前年同期に比べ計画運休が増加したことなどにより、飛行時間は同3.7%減の1万6468時間となった。このため、有償旅客人数は同3.9%減の67万4058人で、航空運送事業収入が減少した。空港ハンドリング受託業務の一部終了もあって付帯事業収入は大幅減収となった。
収益は、円高で外貨建ての機材費、整備費が減少したのに加え、原油価格下落で燃料費が減少したため、営業利益は同179.9%増の20億2700万円と大幅増益だった。四半期利益は同21.7%増の13億4900万円と増益だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。