三菱自動車は10月28日、2016年度4~9月の世界新車販売の結果を開示した。総販売台数は43万6000台。前年同期の52万1000台に対して、16%減少した。
市場別では、日本国内が2万9000台。前年同期の4万6000台から、37%のマイナスと大きく落ち込む。これは、燃費データの不正問題を受けて、新車販売が減少した影響が大きい。
海外では、アジアが14万台を販売。前年同期の15万2000台から、8%のマイナスだった。欧州は9万台。前年同期の10万4000台に対して、13%減と2桁の落ち込み。
一方、北米は6万9000台を売り上げ、前年同期比は横ばい。このうち、米国は4万9000台で、前年同期に対して、同じく横ばい。SUVを中心に堅調な販売を示す。
三菱自動車の2015年の世界新車販売は、104万8000台。前年に対して、3.9%減っている。