三菱自 池谷副社長「新COOにいろんな形での指導を頂けると思っている」

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三菱自動車の池谷光司副社長は10月28日の決算会見で、筆頭株主となった日産自動車からCOO(最高執行責任者)として11月1日付けで迎え入れるトレバ―・マン氏について「日産とのアライアンスの実効性や次期中期経営計画の策定などで指導頂きたい」との考えを示した。

池谷副社長は「日産とのアライアンスの実効性を上げていくことや、次の中期計画を、来年5月に発表を予定している。日産には、台数から損益までの機動的なコミットメントをきちっと決めた年度計画を達成していくという、ひとつの枠組みがある。良い意味で足元を固めると同時に、シナジーを入れ込んだ中計に向けて、いろんな形での指導を頂けると思っている」とマン氏に期待を寄せた。

日産は三菱自に、カルロス・ゴーン社長兼CEOを含む4名を取締役として日産から送り込む。これとは別に三菱自からの要請に基づき、日産で世界6地域統括を務めているマン氏を三菱自のCOOとして派遣することにしている。

《小松哲也》

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