米国の自動車最大手、GMは10月25日、2016年第3四半期(7~9月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は428億ドル(約4兆4610億円)。前年同期の388億ドルから、10.3%のプラス。
また、第3四半期の純利益は、27億7300万ドル(約2890億円)。前年同期の13億5900万ドルに対して、2倍の大幅増益となった。
大幅な増益となった背景は、地元の米国での堅調な新車販売。また、世界最大市場の中国でも、新車販売を大きく伸ばす。この結果、第3四半期は売上高と純利益ともに、過去最高を記録した。
GMのメアリー・バーラCEOは、「米国と中国の力強い業績に導かれた第3四半期の記録的な決算は、コミットメントを実行するという決断の表れ」と述べている。