【トヨタ KIROBO mini】トヨタ 吉田専務、「社会課題へのチャレンジ」

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トヨタ自動車は10月3日、コミュニケーションパートナーと呼んでいる対話型ロボット『KIROBO mini』を、今冬から東京都と愛知県で先行販売すると発表した。千葉市の幕張メッセで4日から7日まで開かれるCEATEC2016に出展する。

価格は税抜きで3万9800円。ほかに専用アプリの使用料が必要で、月300円程度を予定している。販売数量の計画は定めていない。まず、東京と愛知の一部トヨタ販売店で今冬に先行販売し、2017年には全国での扱いとする。先行販売ではネットでの事前予約を予定している。

KIROBO miniは、13年から15年にロボット宇宙飛行士として国際宇宙ステーションに滞在した『KIROBO』をモチーフに、対話機能に焦点を当てて開発した。座った形状で座高は10cm、重さは183g。スマホの専用アプリを介して対話する。連続使用時間は約2時間半。パソコン事業を主体とするVAIOに生産を委託している。

トヨタは、クルマ以外で「人の心を動かす」という「トヨタ・ハート・プロジェクト」を展開しており、KIROBO miniもその一環となる。同社の吉田守孝専務役員は「宇宙ロボットのKIROBOを通じ、コミュニケ―ションロボットでのトヨタへの期待を感じた。(高齢化などで)コミュニケーションレスになるという社会的課題へのチャレンジでもある」と、事業参入の背景を語っている。
《池原照雄》

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