日産の若手育成プロジェクトが関与するチーム「B-MAX with NDDP」(エンジンはVW)で走るマーデンボロー、トヨタ系の名門チーム「トムス」で走る山下と新人の坪井翔(昨季FIA-F4王者)、この3人に王座の可能性が残った状態で、3レース(第15~17戦)実施の今季最終SUGO大会に突入。ポイントをリードしてきたのはマーデンボローだが、SUGOのレースウイークに入ってからはトムス勢がマシン的に優位さをもった展開となり、実に微妙なタイトル攻防戦になることが予想された。
なお、チーム部門タイトルはマーデンボローらを擁したB-MAX Racing Team with NDDPが、エンジンチューナー部門タイトルはマーデンボローらが使用したVWエンジンを手がけるスピースがそれぞれ獲得。また、エンジンワンメイクによる「Nクラス」の今季チャンピオンには、9勝を挙げた片山義章が輝いている。