【パリモーターショー16】BMW i3 に改良新型、初公開へ…航続距離拡大

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BMW i3
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ドイツの高級車メーカー、BMWグループは9月12日、フランスで9月29日に開幕するパリモーターショー16において、改良新型『i3』を初公開すると発表した。

改良新型i3は2016年5月、欧州で発表済み。ワールドプレミアは、パリモーターショー16となる。

改良新型i3のハイライトは、大容量バッテリー(二次電池)を搭載する新グレードの設定。「94Ah」と命名された新グレードは、リチウムイオンバッテリーの蓄電容量を、22kWhから33kWhへ、およそ50%大容量化。1回の充電での航続可能距離は、欧州仕様の場合、190kmから300km(欧州の標準NEDCサイクル)へ、5割以上の拡大を実現した。

モーターの諸元は、最大出力170ps、最大トルク25.5kgmで変わらず。モーターはリアアクスルに搭載し、後輪を駆動。0-100km/h加速は7.3秒と、従来通りの性能を備える。

この他、改良新型モデルでは、オプションを充実。自宅用の充電システムに、より強力な「BMW i Wallbox」を用意している。

《森脇稔》

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