マツダの米国での主力車種、マツダ『6』(日本名:『アテンザ』)。同車の先代モデルに不具合があるとして、米国でリコール(回収・無償修理)が行われる。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。マツダの米国法人、北米マツダから、先代アテンザに関するリコールの届け出を受けた、と発表している。
今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。NHTSAによると、アテンザのエアバッグ制御ユニットの防水加工が不充分なため、水分が入り込み、エアバッグ制御ユニットが故障。事故の際、エアバッグが正しく展開しない恐れがあるという。
リコールに該当するのは、2009-2010年モデルのアテンザ。米国で販売された4万1918台が、リコールに該当する。
北米マツダは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店においてエアバッグ制御ユニットを交換するリコール作業を実施する。