ドイツの高級車メーカー、BMWグループは8月中旬、7月のBMWブランドの電動車両(プラグインハイブリッド車)の欧州新車販売の結果を公表した。
BMWブランドでは、『2シリーズ アクティブ ツアラー』、『3シリーズ』、『5シリーズ』、『7シリーズ』、『X5』などに、プラグインハイブリッド車(PHV)をラインナップしている。
7月の欧州実績では、西欧で販売された全BMWのうち、4%が電動化車両。導入支援やインフラ対策の整備された市場では、さらにこの割合が大きくなった。例えばオランダでは、BMW 3シリーズの登録台数のうち、43%がPHVの「330e」グレード。2シリーズ アクティブツアラーの登録台数の26%は、PHVの「225xe」グレードだった。
スカンジナビアでは、この割合がさらに大きくなる。BMW 3シリーズの全販売台数のうち45%はPHV。またBMW 2シリーズ アクティブ ツアラーの場合はさらに高く、PHVが全販売台数の55%を占めた。
BMWグループのイアン・ロバートソン営業およびマーケティング担当取締役は、「すべてのモデルシリーズに電気駆動モデルを設定したBMWの判断が、正しかったことを証明している」と述べている。