マツダ女性レーサー育成プロジェクト、ロードスターパーティレースで2位表彰台獲得

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猪爪杏奈選手
  • 猪爪杏奈選手
  • シリーズ初の女性表彰台を獲得した猪爪杏奈選手
  • レース後号泣する猪爪杏奈選手と井原慶子プロジェクトリーダー
  • 激闘を繰り広げた猪爪杏奈選手、岩岡万梨恵選手、北平絵奈美選手と井原慶子プロジェクトリーダー
  • 女性ドライバー3人の激闘
  • 世界大会に参戦する北平絵奈美選手

マツダWomen in Motorsport(MWIM)プロジェクト2期生の猪爪杏奈選手が、7月31日に岡山国際サーキットで行われた「ロードスター・パーティレースIII 西日本シリーズ」で2位表彰台を獲得した。

同レースには、MWIMから3名の女性ドライバーが参戦し、予選では猪爪選手が3位、1期生の岩岡万梨恵選手が4位、北平絵奈美選手が7位。決勝レースでは、2周目から女性ドライバー3名が激しい2位争いを繰り広げ会場を沸かせた。最終周を前に女性同士が3台並んでリボルバーコーナーに入り、3位走行中の猪爪選手が2位に浮上、そのまま初表彰台を獲得した。猪爪選手は、今年3月に初めてMT車に乗ったばかりで、デビューレースからわずか2レース目で2位獲得の快挙を果たした。

また、9月10日・11日に米国ラグナセカで行われる「マツダグローバルMX-5カップ グローバルファイナルエキビジョンマッチ」にMWIMプロジェクから北平絵奈美選手が参戦することが決定。北平選手は、今回のレースではMWIMチームメイトとのバトルでコースアウトし、9位に終わったが、ロードスター・パーティレース北日本シリーズ第2戦、第3戦で3位になり連続表彰台を獲得したことから、最優秀選手として世界戦への切符を手にした。

MWIMプロジェクトリーダーの井原慶子氏は「女性ドライバー同士が3ワイドでコーナーに進入していくのを見て鳥肌が立ちました。昨年発足したMWIMプロジェクトでマツダの美祢試験場で訓練を受けた18歳~51歳までの女性が続々とレースデビューを果たし、2年目の今季は各ドライバーが表彰台を獲得するようになったので女性3人で表彰台独占する日を楽しみにしています」と今後への期待を語った。

《纐纈敏也@DAYS》

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